コラム


給湯器は壊れる前に交換するべき?故障前のサインや寿命の目安を解説

設置から年数が経った給湯器

 

給湯器が壊れると、修理や交換が完了するまで、お湯が使えなくなります。炊事の際にお湯が使えない、入浴できないといった不都合が生じるので、寿命が近づいたり、故障の前兆が現れたりしたら、壊れる前に交換した方が良いでしょう。本記事では、給湯器の寿命や壊れる前兆も紹介します。

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給湯器が壊れる前に交換した方が良い理由

給湯器が壊れてしまう前に交換した方が良い理由には、以下2つが挙げられます。

 

  • 突然お湯が使えなくなる可能性があるから
  • 事故の危険性が高まるから

突然お湯が使えなくなる可能性があるから

古い給湯器をそのまま使い続けると、突然故障してしまうことがあります。給湯器が故障した場合、修理や交換が完了するまで、お湯が使えなくなります。工事のスケジュールが合わなかったり、商品の取り寄せが必要だったりすると、1週間~1ヵ月以上使えなくなるケースもあるため、壊れる前兆が現れたら修理・交換を検討しましょう。

事故の危険性が高まるから

給湯器に不具合が生じていても「まだ使えるから」と、使い続けるのは危険です。ガスの不完全燃焼によって、一酸化炭素中毒や火災など、重篤な事故を引き起こすおそれがあります。不具合が発生した際は、早めに修理・交換をしましょう。

給湯器の寿命

給湯器の寿命は、一般的に10年程度とされています。10年以上使い続けられるケースもありますが、寿命を超えて使い続けると、故障や事故のリスクが高まります。寿命が近づいたら、使える状態でも交換や修理を検討するべきです。

給湯器が壊れる前兆

給湯器が故障する前に現れるサインは以下7つです。

 

  • お湯の温度が安定しない
  • お湯が出なくなる
  • エラーコードが頻発する
  • 給湯器から水や煙が出る
  • 異臭・異音がする
  • 追い焚きが機能しない
  • 給気・排気口周辺に異常が見られる

お湯の温度が安定しない

温度調整センサーが壊れると、お湯が急にぬるくなったり、熱くなったりすることがあります。お湯の温度が不安定になったら、修理や交換を検討しましょう。

お湯が出なくなる

お湯が出なくなった場合は、部品の劣化や故障が考えられます。部品の破損具合によっては、修理より交換した方が手間やコストを低減できるケースもあるので、専門の業者に相談しましょう。

エラーコードが頻発する

リモコンパネルにエラーコードが表示される場合、取り扱い説明書通りに操作してエラーが解除できれば、問題ありません。しかし、エラーが解除できなかったり、エラーコードが頻発したりする場合は、故障している可能性があるため、専門の業者に点検を依頼しましょう。

給湯器から水や煙が出る

給湯器が水漏れしていたり、煙が出ていたりする際は、不完全燃焼を起こしているおそれがあります。一酸化炭素中毒の原因になるため、ただちに使用を中止してください。

異臭・異音がする

給湯器からガス臭や焦げたような臭いがする場合は、ガス漏れや不完全燃焼が懸念されます。重篤な事故につながるおそれがあるため、すぐに使用を中止して、専門業者に相談しましょう。

追い焚きが機能しない

追い焚きは、湯船の冷めたお湯をポンプに取り込んで、加熱してから戻す仕組みです。追い焚きが機能しない場合は、フィルターの汚れや電気系統部の故障が考えられます。

給気・排気口周辺に異常が見られる

吸気口や排気口の周辺に、黒ずみやサビなどが見られる場合、給湯器内部の水漏れや、ガス漏れのおそれがあります。経年劣化による汚れも原因として考えられますが、掃除をしてすぐに汚れるようであれば、故障が疑われます。

給湯器は壊れる前に交換しよう

給湯器は、前触れなく故障することがあります。給湯器が壊れると、修理・交換が完了するまでお湯が使えなくなってしまいます。そのため、耐用年数が近づいたり、壊れる前兆が現れたりしたら、まだ使えていても交換を検討しましょう。

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