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東松山市の特徴

埼玉県のほぼ中央にある東松山市（ひがしまつやまし）は、東京都から約50km、さいたま市から約35kmの距離に位置。市内中央を東武東上線が通過し、市街地はその沿線に広がります。北部は果樹園や畑が多く、東部から南部にかけての低地は肥沃な水田地帯です。豊かな自然に囲まれながらも、都心まで1時間足らずでアクセスできることから、東京近郊のベッドタウンとしての役割を担っています。さらに東松山市は、豚肉のカシラを使った焼き鳥が市のご当地グルメと知られ、「日本三大焼き鳥のまち」として有名です。例年11月には世界トップクラスの規模を誇るウォーキングの祭典「日本スリーデーマーチ」が開催されるのも特徴。毎年数万人のウォーカーが国内外から集まります。

東松山市の 農業・産業

埼玉県のほぼ中央に位置する東松山市。太平洋式気候に属し、夏は高温多湿で、冬は内陸にあることから1日の寒暖差が激しいのが特徴です。江戸時代は松山城の城下町として栄え、養蚕業や干し柿の生産が盛んな地域でした。その後も成長を続けた干し柿の生産は、明治中期頃になると100万個規模まで拡大していきます。

近代に入ると第一次産業従業者割合は減少していきますが、稲作をはじめ、多種多様な野菜の生産が続けられています。白いトウモロコシ「ハニーホワイト」や、明治時代から栽培されている梨、埼玉県内でトップクラスの栽培面積を誇る栗など、特産品が豊富です。

また、市民が気軽に農業と接することができるよう、大谷地区、東平地区、高坂地区などに市民ふれあい農園を設置しています。海に面していない東松山市では、水産業はほとんど見られませんが、畜産業は盛んです。

東松山市の 観光・レジャー

「東松山市」（ひがしまつやまし）はベッドタウンとして発展しながらも、武蔵野の面影を残す自然が豊かな地域。毎年11月初旬にはアジア最大規模の国際ウォーキング大会、「日本スリーデーマーチ」が開催されることでも有名です。

観光スポットでは46ヘクタールの広大な敷地を誇る「埼玉県こども動物自然公園」が代表的です。園内には約180種の動物達が飼育され、休日になるとレジャーを楽しむ親子連れやカップルでにぎわいます。オーストラリア以外の動物園では世界唯一の展示地となるクオッカやコアラ、世界最大級のフンボルトペンギン生態園、冬場におけるカピバラの露天風呂などが見どころ。小動物との触れ合いコーナーや乗馬・乳しぼり体験など、子供向けの体験プログラムも充実しています。

一方、市花である牡丹が見られる「東松山ぼたん園」も東松山が誇る名所。約3万平方mの園内には350種約9,100株の色とりどりの牡丹が植栽されています。牡丹園としては関東でも有数の規模。4月中旬から5月上旬にかけての開花時期には「ぼたんまつり」が開催されます。さらに、あじさいやイロハモミジ、ロウバイなど、牡丹以外の植物も見どころのひとつ。園内には大型複合遊具、芝生広場、展望台などの設備も整えられています。

東松山市の対応エリア

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