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戸田市(とだし)は、埼玉県南東部、荒川の沖積低地(ちゅうせきていち)に位置し、荒川を境に東京都と接しています。街中には緑が多く、埼玉県内の他の自治体と比較しても特に公園が多いのが特徴。親子で遊べる環境が整っている他、「戸田橋花火大会」や、昭和50年から続く「戸田ふるさと祭り」など、季節のイベントも充実しています。また、行政の充実度でも全国で上位にランクインしており、人口増加率も高水準を維持してきました。最近では、市内に出版、印刷、機械などの工場や倉庫が増加。宅地化と同時に、産業活性化も進んでいます。交通面では、JR埼京線の他、首都高速や国道298号線、国道17号線が市内を通過。通勤や買い物などに便利で、都心や郊外へのアクセスが良い交通の要衝として機能してきました。
江戸時代の戸田市は、中山道の舟運や鷹を訓練する御鷹場として発展しました。近代になると工業化も進み、高度経済成長期の1985年(昭和60年)には東北本線(埼京線)が開通し、人口も急増。高層マンション建設も進められ宅地化が進展し、都心部のベッドタウンとしての役割を担うようになります。また、ボートのまちとして有名で、戸田漕艇場では東京オリンピックのボート競技が行われました。
商圏はJR埼京線沿いに広がり、戸田駅周辺が中心市街地です。駅前に広がる上戸田商店街には大手食品スーパー、飲食店、各種専門店などが集積。周辺には戸田市役所や文化会館などもあり、商業・行政・文化の中心になっています。また、戸田公園駅周辺も栄えており、荒川を渡れば東京都とつながるのも特徴。そのため、通勤通学に便利な場所として、知名度・人気が高まりました。
埼玉県南東部にある「戸田市」(とだし)は江戸時代、荒川で「戸田の渡し」が行われ、今日ではボートの競技会場があることから「ボートの街」としても知られています。そんな戸田市の観光スポットでは「戸田市こどもの国」(戸田市児童センターこどもの国)が有名。市が運営する幼児・児童用施設で、子供が喜ぶ遊具やおもちゃが豊富です。園内は、緑豊かな「森のゾーン」、高低差のある「丘のゾーン」、プールがある「水のゾーン」、広場で駆け回れる「原っぱのゾーン」の4つのエリアに分かれています。なお入園料は無料。夏季限定のプールには滑り台、幼児用プールも完備しており、オープン時期になるとたくさんの親子連れでにぎわいます。施設内には授乳室、オムツ台も完備。乳幼児連れの方も安心して利用できる環境が整っています。
一方、「戸田橋花火大会」は荒川の河川敷で毎年8月に行われる花火大会。1951年(昭和26年)から始まった歴史と伝統を持つこの花火大会は、市民にとって欠かせない夏の風物詩となっています。また、同日同時刻には荒川を挟んだ対岸で「いたばし花火大会」も行われ、一度で2つの花火が見られるのも特徴です。打ち上げ数はそれぞれ約6,000発。合わせて計12,000発の花火が戸田市の夜空に咲き誇ります。
上戸田|川岸|喜沢|喜沢南|笹目|笹目南町|笹目北町|下笹目|下戸田|下前|戸田公園|中町|新曽|新曽南|早瀬|氷川町|美女木|美女木北|美女木東|本町|南町
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